Dorothy Canfield Fisher

ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー
     父ジェームズ・ヒューム・キャンフィールドはカンザス大学とネブラスカ大学の教授、オハイオ州立大学の学長だった。
     母フラビア・キャンプは芸術家、作家だった。

     1879年2月17日 アメリカ・カンザス州で生まれる。

     1899年(20歳) オハイオ州立大学の文学士号を取得。
     
     1904年(25歳) コロンビア大学でロマンス語の博士号を取得。

     1907年(28歳) ジョン・レッドウッド・フィッシャーと結婚する。息子ジェームズと娘をもうけた。
     結婚後、バーモント州に移り住む。祖父が住んでいた小さな家をゆずりうけ、そこで生涯を過ごした。

     三十代前半の頃 幼い娘を連れて訪れたイタリアで、医者としても知られた教育者のマリア・モンテッソーリと出会い、感銘を受ける。
     帰国後、モンテッソーリ教育法を紹介する本を書いて出版する。

     1912年(33歳) 大人向けの小説『The Squirrel Cage』(原題「リスのかご」)を出版する。

     1917年(38歳) 『リンゴの丘のベッツィー』(Understood Betsy)を出版する。

     1924年(45歳) 『The Home-Maker』を出版する。

     1926年(47歳) 会員制の<ブック・オブ・ザ・マンス・クラブ>の選書委員として活動し始める(二十五年間)。

     1957年(78歳) 長年の功績により、バーモンド州において<ドロシー・キャンフィールド・フィッシャー・チルドレンズ・ブック>賞が設立される。
     1965年度にスターリング・ノースの『はるかなるラスカル』、1994年度にブルース・コウヴィルの『ジェニファーと不思議なカエル』、
     1995年度にスーザン・クーパーの『古城の幽霊ボガート』が受賞した。

     1958年11月9日 死去、享年79歳。

     作家、批評家、翻訳家として活躍し、子ども向けの読み物を多く書いて、アメリカの児童文学作家のさきがけといわれる。
     小説やノンフィクション、教育書などの著作も多数。写実的な小説は、当時の人々の間で人気を呼んだ。

     参考図書:『リンゴの丘のベッツィー』多賀京子 訳 徳間書店
邦訳作品リスト

『ベッチイ物語』中野好夫・中村妙子 訳 キャサリン・バーンズ 絵 評論社 昭和25年
『リンゴの丘のベッツィー』多賀京子 訳 佐竹美保 絵 徳間書店 2008年11月 赤ちゃんのときに両親を亡くしたベッツィーは、町に住む大おばさんのもとで、それはそれは大切に育てられました。ところが、九歳になったある日、大おばさんが病気になり、ベッツィーは、田舎の親戚の農場に行くことに。泣き虫で人に頼ってばかりいたベッツィーは、まったく新しい生活をはじめることになりますが……?アメリカ・バーモント州の美しく豊かな自然を舞台に、厳しくも温かい家族に見守られ、さまざまな経験をとおして成長していく少女の姿を、のびやかに描いた物語。一九一七年に出版されて以来、世代を越えて読みつがれてきた、アメリカ児童文学の名作古典です。(カバーより)

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