Gilbert Keith Chesterton

G・K・チェスタトンチェスタートン
     1874年5月29日 ギルバート・キース・チェスタトンがイギリスのロンドンで生まれる。 

     幼少時代 空想や詩作、絵画を好む。

     聖ポール学院で、現代推理小説の先駆となった『トレント最後の事件』の著者E.C.ベントリーと無二の親友となる。 

     ロンドン大学付属のスレイド美術学校に入学する。

     1895年(21歳) 画家を志したが大成せず、同大学に在学中、評論家としての第一歩を踏み出す。 

     美術学校を中退後、美術評論家としてジャーナリズムの道に入る。
     無数の定期刊行物に政治評論文芸批評随筆などを発表し始める。

     1904年(30歳) 『ノッティング・ヒルのナポレオン』(The Napoleon of Notting Hill)を出版する。  
     ブラウン神父のモデル、オコンナー神父と出会う。

     1905年(31歳) 推理短集(6編)『奇商クラブ』(The Club of Queer Trades)、『異端者の群れ』(Heretics)を出版する。  

     1906年(32歳) 評伝『チャールズ・ディケンズ』(Charles Dickens)を出版する。  

     1908年(34歳) 幻想的な長編推理小説『木曜の男』(The Man Who was Thursday)を出版する。 

     1909年(35歳) 評論・随筆『棒大なる針小』(Tremendous Trifles)、『正統とは何か』(Orthodoxy)を出版する。  

     1911年(37歳) <ブラウン神父シリーズ>の第一短編集(12編)『ブラウン神父の童心』(The Innocence of Father Brown)
     を出版する。このシリーズは(短編集全5巻、51編)、数多くの斬新なトリックが盛り込まれた短編推理小説の宝庫で、
     ブラウン神父はドイルのシャーロック・ホームズと並んで、推理小説の探偵中、双璧をなすほど有名だそうです。
     評論『チャールズ・ディケンズ』(Appreciations and Criticisms of the Works of Charles Dickens)を出版する。  

     1913年(39歳) 『ヴィクトリア朝の英文学』(The Victorian Age in Literature)を出版する。 

     1914年(40歳) <ブラウン神父シリーズ>の第ニ短編集(12編)『ブラウン神父の知恵』(The Wisdom of Father Brown)
     を出版する。  

     1922年(48歳) ローマ・カトリックに改宗する。

     1923年(49歳) 『アシジの聖フランチェスコ』(St.Francis of Assisi)を出版する。  

     1925年(51歳) 『人間と永遠』(The Everlasting Man)を出版する。  

     1926年(52歳) <ブラウン神父シリーズ>の第三短編集(8編)『ブラウン神父の不信』(The Incredulity of Father Brown)
     を出版する。 

     1927年(53歳) <ブラウン神父シリーズ>の第四短編集(10編)『ブラウン神父の秘密』(The Secret of Father Brown)      
     と評論『正気と狂気の間』(The Outline of Sanity)を出版する。

     1929年(55歳) 推理短編集(8編)『詩人と狂人たち』(The Poet and the Lunatics)、『ローマの復活』
     (The Resurrection of Rome)を出版する。 

     1930年(56歳) 連作中編集『四人の申し分なき重罪人』(Four Faultless Felons)を出版する(「穏和な殺人者」
     「頼もしい藪医者」「不注意な泥棒」「忠義な反逆者」)。

     1933年(59歳) 『聖トマス・アクィナス』(St.Thomas Aquinas)を出版する。 

     1935年(61歳) 推理短編の黄金期に発表された名編を、チェスタトンが編集した『探偵小説の世紀』 
     (A Century ofDetective Stories)を出版する。
     <ブラウン神父シリーズ>の第五短編集(9編)『ブラウン神父の醜聞』(The Scandal of Father Brown)を出版する。 

     1936年 『自叙伝』(Autobiography)を出版する。      
     6月14日 バッキンガムシャー州ベコンフィールドで死去、享年62歳。

     1937年 逆説短編集(8編)『ポンド氏の逆説』(The Paradoxes of Mr.Pond)が出版される。

     1979年 アメリカのTVM「ブラウン神父・恐怖のステージ」(ジョン・リュウェリン・モクシー監督、バーナード・ヒューズ主演)が放映される。

     2013年 イギリスのTV「ブラウン神父」(マーク・ウィリアムズ主演)が放映される(〜2016年シーズン4)。

     イギリス一流の評論家、作家(推理小説、幻想小説、ナンセンス、諷刺小説など)。著作は150冊にのぼる。
     文芸評論家として『ブラウニング伝』『ディケンズ論』『スティーヴンソン論』などを発表し、世間の好評を
     博したが、チェスタトン自身は詩人として最も自信を抱いていたそうで、1千ページ余にわたる長短詩がある。
     推理小説は全88編あり、ドイルの作品と並んで後世の作家達に多大な影響を与えた。
     江戸川乱歩氏は、古今の推理作家の中でもチェスタトンのトリック創案率が最も高い事を指摘しているそうです。

     参考図書:『ブラウン神父の童心』中村保男 訳 東京創元社
     『四人の申し分なき重罪人』西崎憲 訳 国書刊行会
     『リュパン対ホームズ』石川湧 訳 東京創元社
リンク

『金の十字架の呪い』『作男・ゴーの名誉』『サレーダイン公爵の罪業』 「青空文庫」のチェスタートン翻訳作品リストにリンクしています。

『知りすぎた男』 「プロジェクト杉田玄白」で翻訳されているページにリンクしています。

私立本格推理小説「風読人:ふーだにっと」
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