Kate Constable

ケイト・コンスタブル
     1966年 オーストラリアのメルボルンで生まれる。
     父親が小型飛行機のパイロットをしていた関係で、幼い頃から転居を繰り返す。

     1972年(6歳) 当時オーストラリア領だったパプア・ニューギニアに移る。それから五年間のそこでの暮らしは、作者に鮮明な印象を残し、
     後々まで大きな影響を及ぼしたそうです。テレビがなかったため、町にあった小さな図書館の本の大半を読破した。

     1977年(11歳) オーストラリアに戻る。
     中学・高校を経てメルボルン大学に進み、七年間法律を学ぶ。
     大学卒業後、法曹界には向いていないと悟り、ウェイトレス、ビラ配り、電話番など、さまざまなアルバイトを転々とする。
     自分が本当にやりたい事は、幼い頃なりたかった小説家になる事だと気づいてからは、レコード会社にパートタイムで勤務するかたわら、著作活動を始める。

     1993年(27歳) 初めての短編が文芸雑誌に掲載され、その後もいくつかの雑誌に短編が載る。

     楽しみのためにファンタジーを書いてみたところ、大手出版社から出版されることになる。

     2002年(36歳) <トレマリスの歌術師>シリーズ(全5巻)の第一巻『万歌の歌い手』(The Singer of All Songs)を出版して作家デビューする。

     2003年(37歳) <トレマリスの歌術師>シリーズの第二巻『水のない海』(The Waterless Sea)を出版する。

     2005年(39歳) <トレマリスの歌術師>シリーズの第三巻『第十の力』(The Tenth Power)を出版する。

     2007年(41歳) <トレマリスの歌術師>シリーズの第四巻『The Taste of Lightning』を出版する。

     現在 娘二人と共にメルボルン在住。

     参考図書:『万歌の歌い手』浅羽莢子・小竹由加里 訳 ポプラ社
邦訳作品リスト

<トレマリスの歌術師>シリーズThe Chanters of Tremaris 全5巻 (萩尾望都 イラストレーション ポプラ社)

『万歌の歌い手』第一巻。浅羽莢子・小竹由加里 訳 ポプラ社 2008年6月 三つの月に司られる世界・トレマリス。そこでは、かつて「歌による魔法」が広く行われ信じられていたが、今は忘れられようとしていた。トレマリスの国々のひとつ、氷の壁に囲まれた小国アンタリスは月の女神タリスに仕える巫女たちの国。巫女たちは氷の歌術で壁を強め、外敵の侵入を防ぎ、山中にひっそりと暮らしていた。ある日、見習い巫女のカルウィンは、何者をも通さぬはずの氷壁の内側に、見知らぬ外地の若者が大怪我をして倒れているのを発見する。ダロウと名乗るその若者は、砂漠の帝国メリツロス出身の鉄芸師(鉄芸を操る歌術師)だった。徐々に回復するにつれ、ダロウはサミスという邪悪で強力な歌術師に追われていること、そしてサミスは九つの歌術すべてを修め、全トレマリスの帝王になる野望を抱いていることを話す。カルウィンは、ダロウを助けるため、禁じられている氷の壁の外に出て、仲間とともに、サミスの野望を阻止する旅へ出ることになる――。 「歌術」というユニークなモチーフを使った、ファンタジー小説三部作!(カバーより)

『水のない海』第二巻。小竹由加里 訳 ポプラ社 2008年9月 歌術を使えるために幽閉されている子どもたちを救うべく、<蜘蛛の巣宮殿>をめざすカルウィンとその仲間。そのことを知ったダロウは驚愕しながらも後を追う。自らも少年時代に囚われていたその宮殿には、ダロウの秘密も隠されていた――。(奥付広告より)

『第十の力』第三巻。小竹由加里 訳 ポプラ社 2009年1月 18歳になったカルウィンは、久しぶりにアンタリスを訪れる。だが故郷は、サミスによって雪病と寒さが終わらない荒廃した場所になっていた。到着したダロウとともにサミスを追うカルウィンを、サミスは逆にさらい、「第十の力」を教えようとする。(奥付広告より)

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