Barbara Delinsky

バーバラ・デリンスキー
     1945年8月9日 アメリカのマサチューセッツ州ボストン郊外で生まれ育つ。姉ヘレンがいる。

     1953年(8歳) が死去。

     子供時代 ピアノとフルートと社交ダンスのレッスンを受ける。

     夏は北部ニューイングランドで過ごす(〜1960年)。

     1961年(16歳)夏 車の運転を習う。

     ニュートン高校を卒業する。

     タフツ大学で心理学、ボストン・カレッジで社会学の学位を取得する。

     大学卒業後 ニューハンプシャー州ベルモントにある新聞社≪ベルモント・ヘラルド≫の記者となる。

     1981年(36歳) ハーレクイン・シリーズを含むロマンス小説を書き始める。
     一作につき六週間をかけ、二週間の休みをとるというペースで執筆活動を続ける。

     1984年(39歳) 『Bronze Mystique』を出版する。 

     1988年(43歳) 『希望へつづく道』(Commitments)を出版する。

     1989年(44歳) 『夜のとばりがおりて』(Heart of the Night)を出版する。

     1994年(49歳) 『娘たちへの贈り物』(For My Daughters)を出版する。

     1995年(50歳) 『心寄り添わせて』(Together Alone)を出版する。

     1996年(51歳) 『人生相談は愛を運ぶ』(Shades of Grace)を出版する。

     1997年(52歳) 『潮騒の家』(A Woman's Place)を出版する。この作品から調査と構想に時間をかけて、
     一作に九か月かけるようになる。
     『三つの願い』(Three Wishes)を出版する。

     1998年(53歳) 『海沿いの道』(Coast Road)を出版する。

     1999年(54歳) に捧げた『湖畔の情熱』(Lake News)を出版する。巻頭に、ソローの『ウォールデン―森の生活』
     からの一節が引用されている。

     2000年(55歳) アメリカのTV「Custody of the Heart」(デビッド・ヒュー・ジョーンズ演出、原作『潮騒の家』)が放映される。
     『ワインカラーの季節』(The Vineyard)を出版する。

     2001年(56歳) 『隣りの芝生』(The Woman Next Door)を出版する。 
     乳ガンを患った女性たちの体験を編纂したノンフィクション『Uplift』を出版する。

     2002年(57歳) 『湖畔の情熱』の姉妹編『メープルムーンの輝き』(An Accidental Woman)を出版する。

     2003年(58歳) 『Flirting With Pete』を出版する。

     2004年(59歳) 『The Summer I Dared』を出版する。

     2005年(60歳) 『Looking For Peyton Place』を出版する。

     2007年(62歳) 『過ぎし日の絆』(Family Tree)を出版する。

     2008年(63歳) 『The Secret Between Us』を出版する。

     2009年(64歳) 『While My Sister Sleeps』を出版する。

     2010年(65歳) 『Not My Daughter』を出版する。

     2012年(67歳) 『Escape』『Warm Hearts』を出版する。

     2013年(68歳) 『Love Songs』『Sweet Salt Air』を出版する。

     2015年(70歳) 『Blueprints』を出版する。

     アメリカを代表するロマンス作家。著書は70冊以上にも及び、二十五カ国語に翻訳され、2000万部以上売れている。
     ビリー・ダグラスボニー・ドレイク名義の作品がある。
     長くニュー・イングランドに住み、マサチューセッツ州ニーダムに在住。
     弁護士の夫スティーヴとの間に三人の息子(エリック、双子のアンドリューとジェレミー)をもうけた。

     参考図書:『三つの願い』押田由起 訳 扶桑社
          『海沿いの道』押田由起 訳 扶桑社
          『潮騒の家』黒木三世 訳 扶桑社
          『湖畔の情熱』黒木三世 訳 扶桑社
          『人生相談は愛を運ぶ』柿沼瑛子 訳 扶桑社
邦訳作品リスト

『海沿いの道』押田由起 訳 扶桑社ロマンス 2000年1月 建築家として多忙な日々を送るジャックにかかってきた深夜の電話――それは彼の元の妻レイチェルが交通事故に遭い、意識不明の重体に陥ったという報せだった。六年前、彼女は一方的に結婚生活を解消して彼のもとを去り、いまは画家として二人の娘を育てている。ジャックは急ぎ病院に駆けつけるが、レイチェルの昏睡状態は続いたままで、思春期の娘たちを世話するのは彼しかいない。悪戦苦闘の看病生活を送るうち、ジャックは改めて別れた妻との生活に思いを馳せていた……生きる意味と多様な愛の姿を描いた感動の大作!(裏表紙より)

『希望へつづく道』石原まどか 訳 扶桑社ロマンス 2004年5月30日
(上)ノンフィクション作家のサブリナは脳障害を持つ幼い息子の世話で心身ともに限界にあった。世間体を気にする実業家の夫の協力はなく、思い余った彼女は、息子を施設へ預けるという辛い決断を迫られていた。かつて一度だけ会ったテレビの報道番組の記者デレクのことがサブリナの頭に浮かぶ。以前、彼は障害児に関する番組を手がけていたが、今は無実の罪で服役していた。彼が示したあたたかさと理解を求めて、サブリナは刑務所の門をくぐる。サブリナとの面会にデレクは生きる意欲を取り戻す……。(裏表紙より)
(下)敏腕記者デレクが投獄されたのは、賄賂をもらって、判決を左右するといわれた、最高裁判事バランタインの疑惑を暴こうとしたからだとわかる。デレクを罠にはめたのは、やはり後ろ暗いところがあり、バランタインと通じていたテレビ局の社長グリアの差し金だった。釈放されたデレクは、夫と別れたサブリナの助けに力を得て、上院議員出馬を目指すグリアに復讐すべく、バランタインの背景を探るが……。人生のどん底にある男女の苦難と再生を描いた、名手デリンスキーのロマンス&サスペンス!(裏表紙より)

『心寄り添わせて』中原裕子 訳 扶桑社ロマンス 2003年12月20日
(上)ニューイングランドの小さな町で、エミリーは夫のダグ、娘のジルとともに平穏な暮らしを営んでいた。だがジルが大学進学で家を離れてから、彼女の生活には寂しさと陰りが忍びこんできた。ダグは出張のため週日はほとんど家にいないし、ここ何年かは夫婦としての触れ合いもなきに等しい。そんなときエミリーの前に現れたのがブライアンだった。妻を亡くしたばかりの刑事で、幼い娘を育てるべくニューヨークからやってきた彼は、彼女の家のガレージを改装したアパートメントに住むことになった。(裏表紙より)
(下)エミリーにはつらい過去があった。ジルより前に生まれた当時二歳の息子ダニエルが、自分の不注意から、スーパーの駐車場で行方不明になり、いまも、安否がわからないことだ。それが彼女の心の深い傷なのだ。エミリーに好意を持ったブライアンは、ひそかに事件の再調査を始める。一方、夫ダグとのすれ違いはますます激しくなり、エミリーは空しさを強く感じる。女性小説の巨匠デリンスキーが、自分の居場所を求めて模索する女性たちの再出発を力強く描きだした、感動の大作!(裏表紙より)

『湖畔の情熱』黒木三世 訳 扶桑社ロマンス 2001年3月 ボストンに住む34歳のリリー・ブレイクは昼は音楽教師、夜はクラブの歌手兼ピアノ演奏者として大活躍していた。その彼女が大手新聞の捏造したスキャンダルに巻き込まれた。結果、全てを失った彼女は森と湖に囲まれた故郷レイク・ヘンリーに戻りひっそりと暮らし始める。そこでリリーは彼女を励ましてくれる二人の人物に出会った。快活な妹ポピーと地元ミニコミ紙を一人で編集しているジョン・キップリングだった。ジョンには彼女を陥れたあの新聞社に勤務していた過去があったが、二人は互いにひかれ始めていく…。(裏表紙より)

『潮騒の家』黒木三世 訳 扶桑社ロマンス 2000年5月 クレア・ラファエルは四十歳。夫との間に九歳の男の子と七歳の女の子がいる。クレアは家事育児の仕事はもちろん、仕事が芳しくない夫を陰ながらサポートし、さらには家具製作販売会社の経営者も務めるという多忙な日々を送っていた。そんなある日、彼女にとって青天の霹靂と言うべき事態が持ち上がった。夫が離婚訴訟を起こしたのだ!受け取った裁判所の仮命令書には、二人の子供の親権は原告の夫に移り、さらに現在居住する家を立ち退くよう記されていた。思い余った彼女は離婚専門の辣腕弁護士に相談するが……。(裏表紙より)

『人生相談は愛を運ぶ』柿沼瑛子 訳 扶桑社ロマンス 2004年3月30日
(上)新聞で人生相談のコラム<心の友>を執筆して高い人気を誇るグレース・ドリアン。彼女は娘のフランシーンや孫のソフィをアシスタントとして、コラム執筆を一家の事業として成立させていた。しかし、ある病魔がグレースを襲いはじめていた。その名は、アルツハイマー病……。グレースはコラムを降り、自伝執筆にとりかかる。だが、彼女の病状の進展が、ドリアン家を大きく揺るがすことになる。だれにも起こりうる身近な問題をテーマに、巨匠が家族愛の姿を描き出したドラマ巨編。(裏表紙より)
(下)グレースのアルツハイマー病は進行し、日常生活にも支障をきたすようになった。自伝口述に応じつつも、前半生について語ることを拒むグレース。夫は早く亡くなり、故郷は水没したという。亡き夫の親族が口を閉ざすグレースの過去にフランシーンが抱いた疑惑とは? 母親の主治医デイヴィスとの愛に目覚めたフランシーンは、彼に励まされ、困難な状況に立ち向かう。女性小説の巨匠デリンスキーが、三代にわたる女性の生き方を通して、家族の絆について問いかける感動の大作!(裏表紙より)

『過ぎし日の絆』上下 佐藤知津子 訳 扶桑社ロマンス 2007年9月

『隣りの芝生』井野上悦子 訳 扶桑社ロマンス 2003年3月

『遺された庭の秘密』上下 柿沼瑛子 訳 扶桑社ロマンス 2006年12月26日

『三つの願い』押田由起 訳 扶桑社ロマンス 1998年8月 交通事故により重傷を負ったウエイトレスのブリーは、光り輝く存在から三つの願い事を授けられて現世に戻るという臨死体験をする。彼女を車ではねたのは、弁護士にして有名作家という素姓を隠して最近町に引っ越してきたトム・ゲイツだった。事故のために子供を生めなくなってしまったブリーは、献身的に看病してくれたトムと愛し合うようになる。私は三つの願いをかなえるために生き返ったの? でも願いが実現したとき、私は死ぬのでは? とまどいのなかに愛を選んだ女性の生き方に心癒される、感動のラブロマンス!(裏表紙より)

『娘たちへの贈り物』押田由起 訳 扶桑社ロマンス 2002年3月 離れて暮らす三人姉妹のもとに老いた母親から手紙が届いた。住みなれた都会を去りメイン州に買った屋敷に引っ越すので、温かく落ち着きのある家にする手伝いをしてほしいのだという。母親の愛に飢えて育ちそれが未だに心の傷になっているのに、いまさらどういうことなのか。屋敷に集まった三人は母親がいっこうに現れないことに戸惑いながらも、互いの人生を振り返る。そしてこの地に語り継がれる悲しい恋の伝説を知ることになるが……。激しい恋と家族への思いが織りなす愛のタペストリー!(裏表紙より)

『メープルムーンの輝き』上下 佐藤知津子 訳 扶桑社ロマンス 2006年5月31日

『夜のとばりがおりて』上下 岡田葉子 訳 扶桑社 2007年12月

『ワインカラーの季節』清水寛子 訳 扶桑社ロマンス 2001年12月
(上)アスコンセット・ヴィンヤードのオーナーであるナタリー・シーブリングは長年連れ添った夫と半年前に死別した。その彼女から娘のスーザンと息子のグレッグのもとへ結婚式の招待状が届く。ナタリーの結婚相手はヴィンヤードの元マネジャーであったカール・バークだった。子供たちはナタリーが元使用人と結婚することに大反対する。ナタリーは自分の口から再婚の真意を伝えられないので回想録の執筆を決意した。その手伝いにやって来たのがオリヴィア・ジョーンズというシングルマザーだった……。(裏表紙より)
(下)オリヴィアはナタリーの回想録のとりまとめに精を出していた。その傍らカールの息子でありヴィンヤードの現マネジャーでもあるサイモンに興味を覚え始める。だが彼は四年前に妻子を亡くして以来、女性には心を閉ざしていた。ところがテスが失読症であることを知った時から彼の態度が変わった。そしてオリヴィアも寡黙で逞しいサイモンに心惹かれていく……。ナタリーの波瀾に満ちた過去と秘められた愛。オリヴィアとサイモンの愛の行く末。二つの物語が並行しながら展開するロマンス巨編!(裏表紙より)

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