Phyllis Eisenstein

フィリス・アイゼンシュタイン
    1946年 アメリカのシカゴで生まれる。

    1971年(25歳) 作家デビューする。

    1978年(32歳) 処女長編小説『流謫のみち』(原題「漂白に生れついた」Born to Exile)を出版する。15歳の吟遊詩人
    アラリックの冒険をオムニバス風に綴ったファンタジイ。

    1979年(33歳) 長編小説第五作のファンタジイ『妖魔の騎士』(Sorcerer's Son)を出版し、一躍声明をかちえた。
    献辞「その愛と励ましに 感謝をこめて マーサ・アイゼンシュタインに」

    1982年(36歳) 「西部の伝説に」(In The Western Tradition)がヒューゴー賞のノヴェラ部門第二位にあげられる。この
    作品は西部劇とSFを絡ませたラブ・ロマンスで、SFクロニクル誌読者賞受賞、ローカス賞第三位、ネヴュラ賞候補となる。

    1988年(42歳) <妖魔の騎士>シリーズの第二巻『氷の城の乙女』(The Crystal Palace)を出版する。
    献辞「マーサ・ベックとハンク・ベックに」

    1989年(43歳) カレッジのSF創作教室で教え始める。
    <吟遊詩人アラリックの物語>の続編『In the Red Lord's Reach』を出版する。

    2004年(58歳) <妖魔の騎士>シリーズの第三巻『The City in Stone』を出版する。

    アメリカの女流SF、ファンタジイ作家。長編7冊、短編30冊余。
    創作活動のかたわら、アメリカSF作家協会のアンソロジー編纂委員などを務める。

    参考図書:『妖魔の騎士』井辻朱美 訳 早川書房
         『氷の城の乙女』井辻朱美 訳 早川書房
邦訳作品リスト

<妖魔の騎士>シリーズThe Book of Elementals 全3巻 (井辻朱美 訳 めるへんめーかー カバーイラスト 早川書房 ハヤカワ文庫)

『妖魔の騎士』第一巻。ハヤカワ文庫 1983年8月
(上)魔法使いレジークは織り姫デリヴェヴに袖にされた腹いせに一計を案じた。妖魔を使い、自分の子を織り姫に孕ませようというのだ。奸計は功を奏し織り姫は男の子を生み落とした。だが、やがて事態は狡知に長けたレジークでさえ予期せぬ方向に進み始めた。心を持たぬはずの妖魔が織り姫を愛し、その息子クレイにも父性愛を抱いているらしい。しかもクレイは、真の父親を訪ねて遍歴し己の出生の謎を解き明かそうとしていた!(裏表紙より)
(下)若き騎士クレイは、父を探して諸国を遍歴した。だが、その探索の旅の行き着くところは、いつも悲報ばかりだった。あますところ、父を探す手段は唯ひとつ――妖魔に問い質すしかない!クレイは自ら妖魔支配者になるべく、高名な魔法使いに弟子入りすることになった。だが、こともあろうに、その魔法使いこそクレイの真の父スマダ・レジークその人だった!そんなこととも露知らず、一心不乱に魔法修業に精を出すクレイ。一方、ただならぬ事態に気づいたレジークは、クレイの修業の妨害をするばかりか、果ては殺害まで企むのだった……!?(裏表紙より)

『氷の城の乙女』第二巻。ハヤカワ文庫 1997年7月
(上)妖魔の騎士にして金属と織物をつかさどる魔法使いクレイ。彼が親友の見者フェルダーと共に作った鏡は、見る者の心の望みを映す魔力を備えていた。だが、鏡にはなぜかクレイの心の望みだけが映らなかった。それから数年――ふたたび鏡を覗いたクレイは、そこに一人の少女の姿を見た。さらに何年かが過ぎるうち、鏡の中の少女は麗しい乙女へと成長していった……乙女の正体を求めて妖魔の騎士クレイの新たなる旅が始まる!(裏表紙より)
(下)鏡の中の乙女の名はアライザ。氷の妖魔ただ一人を僕に、人間界と氷界のはざまに建つ氷の城で魔法の修行をしていた。ようやく捜しあてたアライザに惹かれるクレイだが、乙女はなかなか心を開こうとしない。やがて、クレイは知った――乙女には魂がないことを。彼女の師であり実の祖父でもある魔法使いが盗んだのだ!クレイはアライザの魂を取り戻そうと決心するが……。きらめく想像力を駆使して描く愛と癒しの魔法物語。(裏表紙より)

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