Robin Hobb

ロビン・ホブ
   1952年 アメリカのカリフォルニア州で生まれる。
   子供の頃、アラスカのフェアバンクスで暮らす。

   1983年(31歳) メガン・リンドーム(Megan Lindholm)名義でファンタジーSFを発表し始める。

   <ファーシーアの一族>を執筆中に、これは“メガン・リンドーム”の領域にはおさまりきらない作品になると判断し、
   男性の一人称である事を考えて、あえて性別不明の別名ロビン・ホブを用いる事にしたそうです。

   1995年(43歳) <ファーシーアの一族>(異世界ファンタジー三部作)の第一巻『騎士の息子』(Assassin's Apprentice)を出版する。
   献辞「ジャイルズ および オレンジのラルフとフレディ・クーガー 暗殺者の中の王子らと 非のうちどころなき猫たちの思い出に」
   ファーシーア(遠視者)一族が治める六公国を舞台に、一人の少年の6歳から15歳までの出来事を回顧録という形で綴った物語。

   1996年(44歳) <ファーシーアの一族>の第ニ巻『帝王の陰謀』(Royal Assassin)を出版する。献辞「ライアンに」

   1997年(45歳) <ファーシーアの一族>の第三巻『真実の帰還』(Assassin's Quest)を出版する。献辞「ほんもののカート・オクデンに」

   1998年(46歳) <Liveship Traders(人船)>(三部作)の第一巻『Ship of Magic』を出版する。
   ファーシーアの一族とほぼ同じ時代の、六公国の南にある交易商人たちの町ビングタウンを舞台にした海洋ファンタジイ。

   1999年(47歳) <Liveship Traders>の第ニ巻『The Mad Ship』を出版する。

   2000年(48歳) <Liveship Traders>の第三巻『Ship of Destiny』を出版する。

   2001年(49歳) <ファーシーアの一族>の続編<道化の使命>(三部作)の第一巻『黄金の狩人』(Fool's Errand)を出版する。

   2002年(50歳) <道化の使命>の第ニ巻『仮面の貴族』(The Golden Fool)を出版する。

   2003年(51歳) <道化の使命>の第三巻『白の予言者』(Fool's Fate)を出版する。

   2005年(53歳) <Soldier Son>(三部作)の第一巻『Shaman's Crossing』を出版する。

   2006年(54歳) <Soldier Son>の第ニ巻『Forest Mage』を出版する。

   2008年(56歳) <Soldier Son>の第三巻『Renegade's Magic』を出版する。
    世界SF大会が日本で開催され、来日する。

   2009年(57歳) <Liveship Traders>の続編<The Rain Wild Chronicles>(四部作)の第一巻『Dragon Keeper』を出版する。

   2010年(58歳) <The Rain Wild Chronicles>の第ニ巻『Dragon Haven』を出版する。

   2011年(59歳) メガン・リンドーム名義7編とロビン・ホブ名義3編(<旧きものの領土>世界に属する物語)の短編集『The Inheritance: And Other Stories』を出版する。
   <The Rain Wild Chronicles>の第三巻『City of Dragons』を出版する。

   2013年(61歳) <The Rain Wild Chronicles>の第四巻『Blood of Dragons』を出版する。
   パイボルド王子の伝説を扱った中編『The Willful Princess and the Piebald Prince』を出版する。

   2014年(62歳) <道化の使命>の十年後の物語<The Fitz and the Fool>(三部作)の第一巻『Fool's Assassin』を出版する。

   2015年(63歳) <The Fitz and the Fool>の第ニ巻『Fool's Quest』を出版する。

   2017年(65歳) <The Fitz and the Fool>の第三巻『Assassin's Fate』を出版する予定。

   現在 ワシントン州タコマ在住。

   アメリカの女流ファンタジー作家。

   参考図書:『騎士の息子―ファーシーアの一族』鍛治靖子 訳 東京創元社
        『黄金の狩人』鍛治靖子 訳 東京創元社
        『白の予言者4』鍛治靖子 訳 東京創元社
邦訳作品リスト

<ファーシーアの一族>シリーズThe Farseer 三部作 (鍛治靖子 訳 奥田みき カバーイラスト 東京創元社 創元推理文庫) 不思議な力を持つ遠視者(ファーシーア)一族が治める六公国を舞台に、世継ぎの王子の私生児として生まれた少年の数奇な運命を描いた、傑作ファンタジー三部作。(奥付広告より)

『騎士(シヴァルリ)の息子』第一巻。創元推理文庫 2004年12月
(上)<技>とよばれる力を持った遠視者一族が治める六公国。そこに、継ぎの王の私生児として生まれた男の子がいた。庶子(フィッツ)と名付けられたその子は、王の命で密かに暗殺者としての教育を受ける。折しも宿敵外島人の赤い船団による沿岸地域への襲撃が激しさを増し、六公国は次第に疲弊してゆく。王家の影として生きる宿命を背負った少年の成長と試練。魔法と陰謀が渦巻く異世界ファンタジー。(裏表紙より)
(下)六公国未曽有の危機に再開された<技>の訓練。庶子ゆえの禁忌を超えてフィッツも参加を許されるが、技の長はなぜか彼にむき出しの敵意をぶつけてきた。一方、継ぎの王ヴェリティは、自らを限界まで酷使して赤い船団の襲撃を防ごうとする。そんな折、ヴェリティに政略結婚の話がもちあがった。フィッツも花嫁を迎えに山の王国へ赴く一行に加わるが、彼は王から密命を受けていた。(裏表紙より)

『帝王(リーガル)の陰謀』第ニ巻。創元推理文庫 2005年7月
(上)兄から継ぎの王の地位と花嫁を奪おうとしたリーガルの企みは潰えたが、フィッツは山の王国で受けた暴行と毒ですっかり身体を壊していた。そのうえ、陰謀を企んだ当の本人が大手をふって歩いていることに、彼のいらだちは募るばかり。幼馴染みのモリーの存在も悩みの種だ。王に誓約した身では、恋をすることもままならぬ。一方、継ぎの王に嫁いだ山の王女は、宮廷で孤独を感じていた。(裏表紙より)
(下)赤い船団に捕まり溶化された人々は、感情も知性も失い獣以下の存在となる。海が穏やかになり再び賊徒の襲撃が始まった。自らの<技>も、建造した艦隊も、襲撃を防ぎ切れないことに絶望したヴェリティは、伝説の旧きものに助力を乞うべく探索行に赴く決意を固める。王は体調がすぐれず継ぎの王は不在、そんな好機をリーガルが見逃すはずはなく、宮廷は不穏な空気に包まれはじめた。(裏表紙より)

『真実(ヴェリティ)の帰還』第三巻。創元推理文庫 2006年2月
(上)王位に野心を燃やすリーガルにとらえられたフィッツ。命はとりとめたが、払った犠牲はあまりに大きかった。一方バックキープでは、王は殺され、継ぎの王は行方知れず。身の危険を感じた継ぎの王妃は、間一髪でリーガルの魔手を逃れて旅立ったものの、従うは道化ただひとり。王位は簒奪者の手におちた。フィッツはリーガルに復讐すべく、狼を伴い単身内陸の地を目指すのだが……。(裏表紙より)
(下)リーガルの罠からフィッツを救ったのは、行方不明となっているヴェリティの圧倒的な<技>の力だった。<わがもとへ来よ>ヴェリティの呼びかけに、応えようとするフィッツ。一方、彼を捨てたはずの恋人は、密かに娘を産んでいた。このままでは自分の幼い娘が、後継者争いに巻き込まれる。フィッツは王を見つけ、六公国を救うことができるのか?三部作ついにクライマックス。(裏表紙より)

<道化の使命>シリーズThe Tawny Man(黄褐色の人)三部作 (鍛治靖子 訳 鈴木康士 カバーイラスト 東京創元社 創元推理文庫 全9巻)

『黄金の狩人1』第一巻。創元推理文庫 2010年1月 六公国を危機に陥れた“赤い船団”が撃退されて十五年。王ヴェリティ亡き後、王妃がなんとか平穏に国を治めてきた。一方、王族の庶子にして暗殺者の弟子、今や一族の<技>を継承する唯一の生き残りとなったフィッツは隠遁生活を送っていた。だが、かつての師の来訪が、彼を運命の渦に放り込むことに。圧倒的なスケールの異世界ファンタジー<ファーシーアの一族>待望の続編登場。(裏表紙より)
『黄金の狩人2』かつてファーシーア一族の影の存在だったシェイドは、今や王妃の顧問官となっていた。彼はフィッツに、一族に伝わる<技>の使い方を若き王子に教えてくれるように頼みにきたのだ。ヴェリティ亡き今、教えられるのはフィッツだけ。なんとか断ったものの、次にフィッツのもとを訪れたのは、豪奢な身形をした見知らぬ貴族。果たしてフィッツは宿命の波を止めることができるのか?(裏表紙より)
『黄金の狩人3』黄金色の肌に黄金の髪をした美しい若者。外見こそ変わっていたが、それは懐かしい道化だった。道化の予言を証明するかのように、フィッツの周囲に変化の風が吹き荒れ始める。外諸島との和平のための結婚を目前に、世継の王子が行方不明になったのだ。道化こと黄金卿の従僕を装い、フィッツは捜索に向かう。今や六公国の希望となった王子を、フィッツは探し出すことができるのか。(裏表紙より)

『仮面の貴族1』『仮面の貴族2』『仮面の貴族3』第ニ巻。創元推理文庫 2012年4月


『白の予言者1』『白の予言者2』『白の予言者3』『白の予言者4』第三巻。創元推理文庫 2015年9月・10月

「誕生日の符合」A Coincidence of Birth 4編『魔法都市ライアヴェック2―緑の猫』Liavek (1985) ウィル・シェタリー&エンマ・ブル 編 井辻朱美 訳 社会思想社 現代教養文庫 1989年4月 メガン・リンドーム名義。

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