Brian Jacques

ブライアン・ジェイクス
    1939年6月15日 イギリスの港町リバプールで生まれる。
    港でトラック運転手をするについてまわり、海に興味を抱く。 

    1954年(15歳) 学校を修了する。船に乗り組んでコックの見習いとなり、アメリカや日本を訪れる。
    その後、航海士、港湾労働者、長距離トラックの運転手、警察官、喜劇役者、フォーク歌手とさまざまな職を経験。
    戯曲を書いたり、ラジオ局で自分の番組を持つなど精力的に活躍している。

    1984年(45歳) リバプールにある王立盲学校の生徒に朗読するために、冒険ファンタジー『勇者の剣』を書く。
    その後、友達が台本を読んで、知り合いの出版社に送ってくれた。

    1986年(47歳) デビュー作『勇者の剣(つるぎ)―レッドウォール伝説』(Redwall)を出版すると、またたくまに
    若い読者の熱烈な支持を得た。これは「赤い壁(レッドウォール)の修道院」を舞台に森の生きものたちが活躍する
    冒険と勇気と英雄の物語で、シリーズは世界中で翻訳され、ミリオンセラーを記録している。

    1988年(49歳) <レッド・ウォール伝説>シリーズの第二巻『モスフラワーの森』(Mossflower)を出版する。
    剣の持ち主マーティンの物語。

    1989年(50歳) <レッド・ウォール伝説>シリーズの第三巻『小さな戦士マッティメオ』(Mattimeo)を出版する。
    第一巻の主役マサイアスの息子の物語。

    1991年(52歳) <レッド・ウォール伝説>シリーズの第四巻『海から来たマリエル』(Mariel of Redwall)を出版する。
    ネズミの女の子マリエルの物語。献辞「リズに B.J.」

    2001年(62歳) 新しい冒険小説シリーズの第一巻『幽霊船から来た少年』(原題「フライング・ダッチマン号の遭難者」
    Castaways of the Flying Dutchman)を出版、たちまちベストセラーとなった。

    2002年(63歳)4月 ボローニャ国際児童図書展が開催され、<レッド・ウォール伝説>を出版している世界中の出版社が初めて集まる。

    2003年(64歳) <幽霊船から来た少年>シリーズの第二巻『海賊船の財宝』(The Angel's Command)を出版する。

    2006年(67歳) <幽霊船から来た少年>シリーズの第三巻『Voyage of Slaves』を出版する。

    2011年2月5日 死去、享年71歳。

    イギリスの少年少女向け冒険小説作家。
    妻リズはリバプールで歌手として活躍中。アナグマのコンスタンスのモデルだそうです。

    参考図書:『勇者の剣』西郷容子 訳 徳間書店
         『小さな戦士マッティメオ』西郷容子 訳 徳間書店
         『幽霊船から来た少年』酒井洋子 訳 早川書房
邦訳作品リスト

<レッド・ウォール伝説>シリーズThe Redwall Adventures 22巻 (西郷容子 訳 ピート・ライアン@AB&クリス・ベイカーC カバー絵 ゲリー・チョーク 挿絵 徳間書店)

『勇者の剣(つるぎ)』第一巻。徳間書店 1999年7月 モスフラワーの森近く、赤い壁に守られたレッドウォール修道院では、ネズミたちが、いにしえから伝わる、勇者マーティンの肖像が描かれたタペストリーを心のよりどころとしながら、祈りと癒しの者として平和に暮らしていた。だが「バラが遅れて咲いた夏」と名づけられた年のことだった。血なまぐさいうわさにまみれた凶悪なドブネズミ<鞭のクルーニー>がレッドウォールを襲撃してきたのだ。平和を旨とする修道士ネズミたちと森の生きものたちは、悪にひれふすわけにはいかないと、敢然と立ち向かう。だが悪を倒すためには、かつて修道院を禍から救ったというマーティンの、伝説の剣がどうしても必要だった。マーティンに強くあこがれる若い修道士ネズミのマサイアスは、勇者の剣を求めてさまざまななぞをときあかしていくうちに……イギリスで出版されると同時に若い読者の心をしっかりとつかみ、現在では十カ国以上で出版されている珠玉の冒険ファンタジー。(カバーより)

『モスフラワーの森』第二巻。徳間書店 2001年12月 いにしえのモスフラワーの森はコター砦を根城とするヤマネコの<千目族>に支配されていた。極悪非道の女王ツアーミナ率いるコター砦軍と森の生きものたちが攻防をくり返す中、ネズミの勇者マーティンは、モスフラワーの正当な統治者、アナグマの闘士ボアを連れもどるという使命を帯びて、<炎龍の高嶺>への危険な旅に出た。<盗賊ネズミ>のガーンフ、モグラの<小えくぼ>、旅の途中で仲間になったトガリネズミの<丸太の船頭>らとともに、マーティンはようやく目的の地にたどりつく。だが、闘士ボアの運命は、モスフラワーとは別のところに定められていたのだった……果たしてマーティンたちは、コター砦の圧政をうち負かし、真の自由と平和を手にいれることができるのか、また、モスフラワーの動物たちの運命は…?前作『勇者の剣』の主人公マサイアスが手にした剣。その真の持ち主、伝説の英雄「勇者マーティン」の物語がいよいよ明らかに!レッドウォール修道院の来歴、謎解き、冒険、そして友情。 英米でロングセラーを続けるファンタジー、ますます面白い、シリーズ第二弾。(カバーより)

『小さな戦士マッティメオ』第三巻。徳間書店 2003年2月 戦士ネズミのマサイアスがドブネズミの荒くれ者たちを退治して以来、レッドウォール修道院には平和が続いていた。だがある年の夏至を祝う宴で、とんでもないことが起きた。マサイアスの息子マッティメオをはじめとするレッドウォールの子どもたちが、旅回りの軽業師に扮したキツネの奴隷狩り一味にさらわれてしまったのだ!懸命に子どもたちの行方をさぐるマサイアスを中心とする捜索隊。一方レッドウォールの留守部隊は戦士ネズミの不在中にカラス軍団に襲われ、修道院を守るため力をあわせ戦うことに… …必死の追跡、仲間の死、次々とおこる事件、そして謎解き……『勇者の剣』『モスフラワーの森』につづき、新しい魅力的な仲間も登場する充実した面白さの動物ファンタジー!(カバーより)

『海から来たマリエル』第四巻。徳間書店 2006年4月30日 修道士ネズミや森の生きものたちが平和を守って暮らす、赤い壁のレッドウォール修道院に、ある日、記憶をなくした娘ネズミのマリエルがやってきた。マリエルは、父の<鐘つくりのジョーゼフ>とともに船旅に出て、海賊ネズミに襲撃されたのだった。海賊ネズミのねぐら凶刃砦にとらわれ、頭目の<荒くれガブール>に奴隷としてこき使われたすえに、重しをつけられ海にほうりこまれた、という悲惨な記憶を取りもどしたマリエルは、牢につながれた父を救いガブールを倒すため、修道院で見つけたふしぎな詩を手がかりに、ふたたび旅立った。修道院で出会った仲間、ネズミのダンディンとハリネズミのダリー、ノウサギのターキンとともに、ガブールの住む絶海の孤島をめざし、ふしぎな生きものたちと次々に出会いながら冒険の旅を続けるマリエル。一方、同じころ、レッドウォール修道院は、べつの海賊ネズミの一派に襲われていた……無情な海賊ネズミ、穴蔵にひそむサソリ、炎龍の高嶺のあるじの勇猛なアナグマ、海賊にしいたげられた奴隷を命がけで救おうとするノウサギの戦士たち……。 炎龍の高嶺とレッドウォールのきずながあかされ、多くの運命がからみあう、手に汗にぎるおもしろさの英米で人気の動物ファンタジー。『勇者の剣』『モスフラワーの森』『小さな戦士マッティメオ説』に続く、待望の第四弾!(カバーより)

<幽霊船から来た少年>シリーズThe Flying Dutchman 3巻 (酒井洋子 訳 早川書房)
『幽霊船から来た少年』第一巻。Michael Koelsch カバー絵 Ian Schoenherr さし絵 早川書房 ハリネズミの本箱 2002年12月
幽霊船からのがれた少年と犬の運命は!?
伝説の幽霊船、フライング・ダッチマン号。遠い昔に沈没したこの船は、乗組員の亡霊を乗せたまま、何百年もさまよいつづけているという。この船に少年と犬が乗っていた。助けあってつらい航海を乗りこえていくが、沈みかけた船から嵐の海へと投げだされてしまう。それが、ふたりの冒険の始まりだった!(裏表紙より)

『海賊船の財宝』第二巻。John Howe カバー絵 David Elliot さし絵 早川書房 ハリネズミの本箱 2004年3月 
あの幽霊船の少年と犬がふたたび冒険の旅に出る!
幽霊船フライング・ダッチマン号から救いだされた少年ベンと愛犬ネッド。永遠の命をあたえられ、天使の命ずるままにさすらうふたりは、海賊船に乗り組み、ふたたび海に出ることとなる。だが、船に積まれた財宝をめぐって事件が起こり、ふたりの身にも危険がせまる!『幽霊船から来た少年』待望の続篇。(裏表紙より)


―――「あなたのような友だちの力になれなかったら、
ぼくたちはいままでなんのために生きてきたのでしょう!……」―――

(『海賊船の財宝』より)

「クマのマグワースとアルジー・ボタン」Sergeant Mugworth and Algy Buttons 12編『今夜はだれも眠れない』 (Kid's Night In, 2003) ダレン・シャン、ジャクリーン・ウィルソンほか 内藤文子・西本かおる・橋本恵 訳 三木譲次 イラストレーション ダイヤモンド社 2006年1月19日

リンク

レッドウォールの空の下で
レッドウォール伝説とは、レッドウォールの世界の歴史、登場する主な動物の種類、翻訳されていない巻の予告、キャラクター図鑑

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