Robert Jordan

ロバート・ジョーダン
     1948年10月17日 アメリカ合衆国サウス・カロライナ州チャールストンで生まれる。
     本名はジェイムズ・オリヴァー・リグニー・ジュニアという。

     1952年(4歳) 12歳年上のの助けを得て、本を読む事を覚える。

     1953年(5歳) マーク・トウェインジュール・ヴェルヌの作品に挑戦する。

     1965年(17歳)2月 ヴェトナム戦争(〜1973年1月)。

     1968年(20歳) ヴェトナム戦争に参戦(〜1970年)。

     1970年(22歳) 帰国後、サウス・カロライナの軍隊組織の私立学校シタデルで物理の学位を取得し、
     海軍の核兵器エンジニアとして勤務する。

     1977年(29歳) 仕事中に膝を負傷し、数カ月寝たきり状態になる。数多くの本を読むが、ほとんどの作品が
     つまらない事に気づき、自分で面白い小説を書くことにする。
     ファンタジイを書き上げるが、あともう一歩というところで出版にまではいたらなかった。
     編集者で出版業者のハリエット・P・マクドガルに「あなた小説家に向いてるわ。なにか書いたら?」と言われ、本気で小説を書き始める。
     預金通帳に二年間は暮らせるだけの残高がある事を確認した後に退職し、専業作家となる。
     その後、リーガン・オニールジャクソン・オリリー、本名のジェイムズ・オリヴァー・リグニー・ジュニア
     などの名前を使い分け、出版社の要請に応える形でウエスタン、SF、ロマンス、歴史小説などを精力的に創作する。

     1982年(34歳) ロバート・E・ハワードが創造した<蛮人コナン>ものの新作(全7巻)の第一巻『無敵のコナン』
     (Conan the Invincible)を出版する(〜1984年)。

     1984年(36歳) 自分自身のファンタジイを書きたいと思う。

     1986年(38歳) トー・ブックスの社主トム・ドハティと直談判して、長年あたためてきたファンタジイ小説のアイデアを語り、
     <時の車輪>シリーズ6巻の契約をする。

     1990年(42歳) <時の車輪>シリーズ(全11部)の第一部『竜王伝説』(原題「全世界の眼」The Eye of the World)を出版、
     ファンタジイの分野ではトールキンの『指輪物語』以来のメガヒットとなり、一躍ベストセラー作家の仲間入りをはたした。
     献辞「永遠に 私の心の中心であり 私の人生の光である ハリエットに」     

     1991年(43歳) <時の車輪>シリーズの第二部『聖竜戦記』(The Great Hunt)を出版する。
     <時の車輪>シリーズの第三部『神竜光臨』(The Dragon Reborn)を出版、≪ニューヨーク・タイムズ≫のベストセラー・リストの上位に入る。
     献辞「ジェイムズ・オリヴァー・リグニー・シニアに捧ぐ。」

     1992年(44歳) <時の車輪>シリーズの第四部『竜魔大戦』(The Shadow Rising)を出版する。

     1993年(45歳) <時の車輪>シリーズの第五部『竜王戴冠』(The Fires of Heaven)を出版する。

     1994年(46歳) <時の車輪>シリーズの第六部『黒竜戦史』(Lord of Chaos)を出版する。

     1996年(48歳) <時の車輪>シリーズの第七部『昇竜剣舞』(A Crown of Swords)を出版する。

     1998年(50歳) <時の車輪>シリーズの第八部『竜騎争乱』(The Path of Daggers)を出版する。
     <時の車輪>シリーズの外伝「新たなる春」(New Spring)が収録されたロバート・シルヴァバーグのアンソロジー
     『伝説は永遠に―ファンタジイの殿堂』(Legends)が出版される。     

     2000年(52歳) <時の車輪>シリーズの第九部『闘竜戴天』(Winter's Heart)を出版する。

     2003年(55歳) <時の車輪>シリーズの第十部『幻竜秘録』(Crossroads of Twilight)を出版する。

     2005年(57歳) <時の車輪>シリーズの第十一部『竜神飛翔』(Knife of Dreams)を出版する。

     2007年9月16日 死去、享年58歳。
     未完の<時の車輪>シリーズの最終第十二部の執筆を、ブランドン・サンダースンが未亡人から指名を受けて引き継ぐことが発表される。


     参考図書:『竜王伝説1―妖獣あらわる!』斉藤伯好 訳 早川書房
邦訳作品リスト

<時の車輪>シリーズThe Wheel of Time 全12部・外伝1巻 (斉藤伯好 訳 加藤俊章 カバー・挿絵 早川書房 ハヤカワ文庫 各巻を数分冊に分けて刊行している。) 異世界冒険ファンタジイ。

『竜王伝説』第1部(全5巻)

『竜王伝説1―妖獣あらわる!』1997年11月30日 近づく春祭の準備でわきたつエモンズ・フィールドの村を、突然の災厄が襲った。妖獣トロロークの一団が襲撃してきたのだ! だがいったいなぜ? <闇王>の眷属は、遙かシャヨル・グールに幽閉されているはずでは? たまたまこの地を訪れていた異能者モイレインと護衛士ランの活躍で、かろうじて妖獣の撃退には成功するが、やがてモイレインは村の三人の若者に驚くべき事実を……未曾有の大河ファンタジイ堂々開幕!(裏表紙より)

『竜王伝説2―魔の城塞都市』1997年11月 <闇王>が狙っているのがほかならぬ自分たちであることを知らされたアル=ソアら三人の若者は、半信半疑ながらも、村を救い、またみずからを守るために、住み慣れたエモンズ・フィールドを出立した。同行するのはモイレインとその護衛士ラン、吟遊詩人とアル=ソアの幼なじみエグウェーン。めざすは異能者の都タール・ヴァロンだ。一行は、執拗な闇の軍団の追撃をかわし、ようやくベイロンの町までたどりつくが……!?(裏表紙より)

『竜王伝説3―金の瞳の狼』1998年1月 怖るべき悪霊マシャダーの潜む魔都シャダー・ロゴスから、からくも脱出したアル=ソアたち一行。だが、半人ミルドラルにひきいられたトロローク軍団の執拗な追撃によって、仲間たちは三つのグループに分かれ、離ればなれとなってしまった。対岸に取り残されたペリンとエグウェーンは、必死に仲間を捜している途上、森のなかで金色の瞳を持つ不思議な男と出会った。そして、その男のまわりには金の瞳を持つ狼たちが……!?(裏表紙より)

『竜王伝説4―闇の追激』1998年2月 アル=ソアとマットは、魔都シャダー・ロゴスではぐれたモイレインやエグウェーンたちを必死に捜しながらも、吟遊詩人の遺品をたずさえて、一路シームリンをめざして旅をつづけていた。だがそんな二人を、街道に潜む闇の信徒たちがつぎつぎと襲う! その怖るべき追撃をかろうじてかわした二人が、ようやくシームリンにたどりついたまさにそのとき、異能者の軍団に捕えられた偽の竜王ロゲインが、シームリンに到着した!(裏表紙より)

『竜王伝説5―竜王めざめる!』1998年3月 離ればなれとなっていた仲間がついに再会した! 半獣人オジールの先導により<秘密の通路>を通って、大陸中央部のシームリンから遥か北方のファル・ダーラまでいっきに走破したアル=ソア一行は、一路<全界の眼>をめざす。<緑の男>に闇王の魔手が迫っていることを知らせるためだ。だが不思議な力に守られたはずのその場所に、忽然と闇セダーイが出現した! はたして世界の命運は!?大河シリーズ第1部ついに完結!(裏表紙より)

『聖竜戦記』第2部(全5巻)

『聖竜戦記1―闇の予言』1998年7月 闇王に汚された絶対力を操ることで、いつか気が狂い、愛する者たちを破滅させるのではないか……それを防ぐには、人知れず無人の荒野に旅立つしかないのでは……アル=ソアが苦渋にみちた決断を迫られていたまさにそのとき、異能者の集団を引き連れたアミルリン位がファル・ダーラに到着した。いっぽう闇王の配下は、英雄蘇生の角笛を奪うべくその怖るべき魔手を伸ばしつつあった! 待望の<時の車輪>第2部ついに開幕!(裏表紙より)

『聖竜戦記2―異世界への扉』1998年9月 ファル・ダーラ城をトロロークが襲い、<英雄蘇生の角笛>が強奪された! アミルリン位によれば、古代の英雄たちはその角笛を吹く者に従うという、たとえそれが闇の信徒であっても。イングター率いるシエナール王国軍追跡隊とともに、アル=ソアは角笛を取り戻すべく、ただちに探索の旅に出立した。だが、跡を追う一行を次々に奇怪な出来事が襲う……やがてある朝目覚めると、アル=ソアたち三人は、奇妙な異世界にいた!(裏表紙より)

『聖竜戦記3―異能者の都』1998年11月 ついに異能者の都――タール・ヴァロンに到着したエグウェーンとナイニーヴ。そこにはすでに、人のオーラから未来を読み取る不思議な力を持つミンと、修練生として訓練を受けにやってきたエレイン王女がいた。たちまち意気投合する四人の娘。だが彼女たちを待っていたのは、異能者となるための白い塔での苛酷な訓練だった。いっぽうアル=ソアたちは、闇に乗じてトロロークを襲い、角笛を奪回することに成功するが……。(裏表紙より)

『聖竜戦記4―大いなる勝負』1999年1月 角笛の奪回に成功し、ケーリエンで角笛探索隊を待つアル=ソアたち。だが一行の宿屋には、連日のようにケーリエン国の貴族からの招待状が送り届けられていた。かれらにしてみれば、謎の人物であるアル=ソアがいったいどの勢力にくみするのかが一大関心事だったのだ。<大いなる勝負>――名門貴族たちが、たがいに有利な立場を求めてめぐらすこの陰謀のゲームは、やがてアル=ソアを否応なく新たな戦いの渦中へと……。(裏表紙より)

『聖竜戦記5―復活の角笛』1999年3月 アル=ソアに危険が迫っているとのリアンドリン・セダーイの言葉に、ナイニーヴ、エグウェーン、エレイン、ミンの4人は、危険な<秘密の通路>を通り、一路トーマン岬へと向かった。一方、アル=ソアたち一行も、角笛を盗んだパダン・フェインを追って、やはりトーマン岬の都市ファルムに近づきつつあった。<光の子>とショーンチャン人を巻きこみ、怖るべき闇王との壮絶な戦いがいま始まる! シリーズ第2部堂々完結。(裏表紙より)

『神竜光臨』第3部(全5巻)

『神竜光臨1―魔人襲来!』1999年5月 ファルムでの勝利のあと、アル=ソア一行は、アルモス平原の戦乱の渦に巻きこまれるのを避け、霧の山脈の山中に隠れ潜んでいた。アル=ソアに付き従うのは、異能者モイレインにその護衛士ラン、幼なじみのペリンに、不思議な力を持つミン、そしてシエナール王国軍兵士たちだった。ついに<竜王の再来>であることを自覚したアル=ソア。だが、この奥深い山中の野営地にまで、いつしか闇王の魔手が……第3部ついに開幕!(裏表紙より)

『神竜光臨2―白き狩人』1999年7月 魔都シャダー・ロゴスから持ち帰った短剣の呪いにより瀕死の状態のマットをひきつれ、エグウェーン、ナイニーヴ、エレインの三人は、ようやく異能者の都――タール・ヴァロンに到着した。旅に同行していたヴェリン・セダーイの口添えで、無断で塔を抜けだしたことは不問にふされた。だがなんとこんどは、アングリアルを盗みだし、白い塔から忽然と姿を消した十三人の黒アジャの探索を、アミルリン位より命じられるが!?(裏表紙より)

『神竜光臨3―夢幻世界へ』1999年9月 ヴェリン・セダーイからもらったテル=アングリアル――小さな石の環の不思議な力を使って、エグウェーンは姿を消した黒アジャの情報を求め、<夢の世界>へと入っていった。一見したところ、現実の世界とまったく変わらない平和な風景。だが、そこは怖るべき危険に満ちていたのだ! 一方、異能者の治療を受け、ようやく魔剣の呪縛から解放されたマットはエレイン王女の手紙をシームリンまで届けることになったが……!?(裏表紙より)

『神竜光臨4―闇の妖犬』1999年11月 姿をくらました13人の黒アジャを追って、エグウェーン、ナイニーヴ、エレインの3人は、一路ティアめざして旅を続けていた。その途上、アイール人の女戦士<槍の乙女>の一団に遭遇した彼女たちは……。一方、アル=ソアの足跡をたどり、イレイアンに到着したモイレイン一行。だがその巨大都市は、すでに怖るべき闇セダーイサマエルの手におちていたのだ。必死で逃亡をはかるモイレインたちを、闇王配下の妖犬が襲う!(裏表紙より)

『神竜光臨5―神剣カランドア』2000年1月 エレイン暗殺の陰謀をかぎつけ、吟遊詩人メリリンと共に急ぎティアに到着したマット。陰謀など知らぬまま、必死で黒アジャの行方を追うエレインたち。闇の妖犬をふりきりイレイアンからたどり着いたモイレイン一行。そして謎のアイール人たち。いまティアの街にはさまざまな人々が集い、難攻不落の<ティアの石城>で、アル=ソアがついに神剣カランドアを手にしたとき、光と闇の怖るべき闘いの火蓋はきっておとされた!(裏表紙より)

『竜魔大戦』第4部(全8巻)

『竜魔大戦1―忍びよる闇』2000年3月
『竜魔大戦2―石城は陥落せず!』2000年5月
『竜魔大戦3―それぞれの旅立ち』2000年7月
『竜魔大戦4―聖都ルイディーン』2000年9月
『竜魔大戦5―狼の帰郷』2000年11月
『竜魔大戦6―闇が巣くう街』2001年1月
『竜魔大戦7―白い塔の叛乱』2001年2月
『竜魔大戦8―聖都炎上!』2001年3月

『竜王戴冠』第5部(全8巻)

『竜王戴冠1―選ばれし者たち』2001年5月
『竜王戴冠2―<竜王の壁>を越えて』2001年6月
『竜王戴冠3―旅の大道芸人』2001年7月
『竜王戴冠4―青アジャの砦』2001年8月
『竜王戴冠5―勇者ビルギッテ』2001年9月
『竜王戴冠6―ケーリエン攻防戦』2001年10月
『竜王戴冠7―旅路の果て』2001年11月
『竜王戴冠8―竜王の旗のもとに』2001年12月

『黒竜戦史』第6部(全8巻)

『黒竜戦史1―偽の竜王』2002年3月
『黒竜戦史2―闇の密議』2002年4月
『黒竜戦史3―白マントの野望』2002年5月
『黒竜戦史4―太陽の宮殿』2002年6月
『黒竜戦史5―白い塔の使節』2002年7月
『黒竜戦史6―新アミルリン位誕生』2002年8月
『黒竜戦史7―黒い塔の戦士』2002年9月
『黒竜戦史8―竜王奪還』2002年10月

『昇竜剣舞』第7部(全7巻)

『昇竜剣舞1―金色の夜明け』2002年12月
『昇竜剣舞2―反逆の代償』2003年1月
『昇竜剣舞3―戦士の帰還』2003年2月
『昇竜剣舞4―伝説の異能者』2003年3月
『昇竜剣舞5―<光の要塞>陥落!』2003年4月
『昇竜剣舞6―識女の秘密』2003年5月
『昇竜剣舞7―剣の王冠』2003年6月

『竜騎争乱』第8部(全5巻)

『竜騎争乱1―嵐の来襲』2003年9月
『竜騎争乱2―金の瞳の密使』2003年10月
『竜騎争乱3―氷上の盟約』2003年11月
『竜騎争乱4―精鋭たちの召喚』2003年12月
『竜騎争乱5―竜王軍の逆襲』2004年1月

『闘竜戴天』第9部(全5巻)

『闘竜戴天1―黒アジャ捜索』2004年4月
『闘竜戴天2―偽りの英雄』2004年5月
『闘竜戴天3―九つの月の予言』2004年6月
『闘竜戴天4―消えた聖竜士』2004年7月
『闘竜戴天5―シャダー・ロゴス崩壊』2004年8月

『幻竜秘録』第10部(全5巻)

『幻竜秘録1―エバウ・ダー脱出』2004年12月
『幻竜秘録2―闇の狩猟』2005年1月
『幻竜秘録3―王国の盟主』2005年2月
『幻竜秘録4―二つの<塔>の策謀』2005年3月
『幻竜秘録5―黄昏の十字路』2005年4月

『竜神飛翔』第11部(全6巻)

『竜神飛翔1―闇王の魔手』斉藤伯好・月岡小穂 訳 2006年12月
『竜神飛翔2―狼の誓い』斉藤伯好・月岡小穂 訳 2007年1月
『竜神飛翔3―王都シームリンの攻防』斉藤伯好・月岡小穂 訳 2007年2月
『竜神飛翔4―黄金のツルは飛び立つ』斉藤伯好・月岡小穂 訳 2007年3月
『竜神飛翔5―<赤手>軍出撃!』斉藤伯好・月岡小穂 訳 2007年4月
『竜神飛翔6―夢のナイフ』斉藤伯好・月岡小穂 訳 2007年5月


『飛竜雷天』第12部。上下 ロバート・ジョーダン、ブランドン・サンダースン著 月岡小穂 訳 2011年11月

『新たなる春』外伝。
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