Philip Kerr

フィリップ・カー(P.B.カー)
    1956年 スコットランドのエジンバラで生まれる。
    バーミンガム大学で法律を学ぶが、法律家への道は進まず、広告代理店でコピーライターを務める。

    1989年(33歳) <ベルリン三部作>の第一部『偽りの街』(March Violets)を出版してデビューする。

    1990年(34歳) <ベルリン三部作>の第二部『砕かれた夜』(The Pale Criminal)を出版する。

    1991年(35歳) <ベルリン三部作>の第三部『ベルリン・レクイエム』(A German Requiem)を出版する。

    1992年(36歳) 『殺人探究』(A Philosophical Investigation)を出版する。

    1993年(37歳) 『屍肉』(Dead Meat)を出版する。

    1995年(39歳) 『殺人摩天楼』(Gridiron)を出版する。

    1996年(40歳) 『エサウ―封印された神の子』(Esau)を出版する。

    1997年(41歳) 『密送航路』(A Five Year Plan)を出版する。

    1998年(42歳) 『セカンド・エンジェル―血の黙示録』(The Second Angel)を出版する。

    2004年(48歳) <ランプの精(ジン)>(三部作)の第一部『イクナートンの冒険』(The Akhenaten Adventure)を出版する。
    三人の子供に本を読んで欲しいと思って書いた児童ファンタジーで、名義もP.B.カーと改めた。
    スピルバーグ監督のドリームワークスが映画化権を獲得している。
    献辞「本書はロンドンSW19に住む、ウィリアム・ファルコン・フィンレー・カー、チャールズ・フォスター・カー、ナオミ・
    ローズ・カーの助けを借りて、彼らのために書きあげた。願わくは、あなたがたがつねに幸福でありますように。」

    2005年(49歳) <ランプの精>の第二部『バビロンのブルー・ジン』(The Blue Djinn of Babylon)を出版する。
    献辞「ナタリーとクレミーとフレディー・クラフに」

    2006年(50歳) <ランプの精>の第三部『カトマンズのコブラキング』(The Cobra King of Kathmandu)を出版する。
    9月 <ベルリン三部作の続編>の第一巻『変わらざるもの』(The One from The Other)を出版する。

    2008年(52歳) <ベルリン三部作の続編>の第二巻『静かなる炎』(A Quiet Flame)を出版する。

    2009年(53歳) <ベルリン三部作の続編>の第三巻『死者は語らずとも』(If The Dead Rise Not)を出版する。
    英国推理作家協会のエリス・ピーターズ・ヒストリカル・ダガー賞を受賞する。

    2010年(54歳) <ベルリン三部作の続編>の第四巻『Field Grey』を出版する。

    2011年(55歳) <ベルリン三部作の続編>の第五巻『Prague Fatale』を出版する。

    2013年(57歳) <ベルリン三部作の続編>の第六巻『A Man Without Breath』を出版する。

    2015年(59歳) <ベルリン三部作の続編>の第七巻『The Lady From Zagreb』を出版する。

    2016年(60歳) <ベルリン三部作の続編>の第八巻『The Other Side of Silence』を出版する。

    2017年(61歳) <ベルリン三部作の続編>の第九巻『Prussian Blue』を出版する予定。

    小説家のJane Thynneと結婚して、三人の子供をもうけた。
    大人向けのミステリーを書いている英国の人気作家。ハードボイルド、警察小説、スパイ小説、哲学スリラー、ハイテク・
    パニック・スリラー、冒険スリラー、海洋スリラー、冒険SFとバラエティ豊かで、次々と新境地に挑み、好評を博している。

    参考図書:『ランプの精3―カトマンズのコブラキング』小林浩子 訳 集英社
邦訳作品リスト

<ランプの精(ジン)>Children of the Lamp 三部作・続編5巻 (小林浩子 訳 あつみよしひろ イラスト 集英社)

『イクナートンの冒険』第一部。集英社 2004年12月20日 ジョンとフィリッパは、ニューヨークに住む十二歳の双子の兄妹。ある日、親知らずを抜いたところ、その日の夕方から異変が続発した。まず、ジョンは顔一面のニキビが消え去り、フィリッパは48時間で身長が2・5センチも伸び、家政婦は3300万ドルの宝くじに当たった。何かがおかしい。歯の手術中に夢に現れたロンドンの叔父さんによれば、じつは、ふたりは半分人間、半分は火からできたジン(妖霊)の血をひいているという。かつて世界には天使と人間とジンがいて<大いなる選択>を迫られたとき、善と悪のどちらかを選ばされた。天使のほとんどは善を選んだが、人間とジンは善を選んだものも悪を選んだものもいた。叔父さんと双子の母親は善を選んだジンの子孫だった。ところが、このところジンがつかさどる世界の運の均衡<運命秤テュケメーター>が悪のほうにかたむきかけているという。ジンとなる正式の儀式をすませた双子は、ものを自由自在に消したり出したりする念力ワードという術を学び、宿敵である悪のジン、イフリート族と戦うことになった……。 フィリップ・カーが不可思議な魔法でつづる冒険ファンタジー!!(カバーより)

『バビロンのブルー・ジン』第二部。集英社 2006年4月30日 正式なジンとなった双子の兄妹ジョンとフィリッパ。一人前のジンになるために、さらにトレーニングを積みかさね、ジンの世界のルールを学び始めた二人の前に、不思議な老女が現れる。この老女アイーシャこそ「バビロンのブルー・ジン」と称される、すべてのジンの象徴でありリーダーだった。自分の死が間近に迫ったことを知る彼女は、次の「ブルー・ジン」に誰がふさわしいか探し始める。 意中の人はどうやらフィリッパらしい…。さらに、最高位のジンの椅子をねらう邪悪なジンたちの陰謀も渦巻いて、双子の兄妹の身辺に危険がせまる。巧妙に仕組まれた罠にはまり、伝説のバビロンの空中宮殿に閉じこめられたフィリッパを救出することを目指して、ジョンは恐ろしい試練と難関とが待ち伏せする地下世界に足を踏み入れるのだが…。ジンの初心者でも、力を合わせれば、思いがけないパワーを発揮する双子の兄妹の活躍を描く冒険ファンタジーの第二弾。(カバーより)

『カトマンズのコブラキング』第三部。集英社 2006年11月30日 「至急、おまえんちの近くのハドソン川にあるバナーマン島へきてくれ。生死にかかわる問題だからだれにも言わないで……」双子のジン、ジョンとフィリッパのもとに、乱暴者の少年ジン、ディバックから助けを乞うメールが届く。ディバックの隠れ家に赴いた二人は、彼がヘビを操る怪しい男たちに命を狙われていることを知るのだった。一体なぜ?誰が?ディバックが盗み出した絵画に隠された暗号を解読するうちに、彼らはすべての謎の鍵は<カトマンズのコブラキング>にあると考えるのだった。同じ頃、ジョンとフィリッパの親不知を盗みに入ろうとした男たちが残した<9匹のコブラ>を手がかりに、双子の叔父、ニムロッドと老ジン、ミスター・ラクシャサスもインドへと向かう。しかし、そこには思わぬ危険が待ち受けているのだった……。ヘビを敬う不気味な教団、邪悪なイブリスの陰謀、<カトマンズのコブラキング>の正体……。幾多の試練を経て成長していく兄妹ジンの、ファンタジックな冒険、完結巻!(カバーより)


<ベルリン三部作(私立探偵ベルーニ・グンター)>Berlin Noir (東江一紀 訳 新潮社 新潮文庫)
『偽りの街』第一部。新潮文庫 1992年6月
『砕かれた夜』第二部。新潮文庫 1993年10月
『ベルリン・レクイエム』第三部。新潮文庫 1995年11月

<ベルリン三部作の続編>Later "Bernie Gunther" 9巻 (柳沢伸洋 訳 PHP研究所 PHP文芸文庫)
『変わらざるもの』第一巻。PHP文芸文庫 2011年9月
『静かなる炎』第二巻。PHP文芸文庫 2014年1月
『死者は語らずとも』第三巻。PHP文芸文庫 2016年9月


『殺人探究』東江一紀 訳 新潮社 新潮文庫 1997年6月

『殺人摩天楼』東江一紀 訳 新潮社 新潮文庫 1998年8月

『エサウ―封印された神の子』東江一紀・後藤由季子 訳 徳間書店 1998年10月
『エサウ―封印された神の子』東江一紀・後藤由季子 訳 徳間書店 徳間文庫 2000年5月

『屍肉』東江一紀 訳 新潮社 新潮文庫 1994年11月

『セカンド・エンジェル―血の黙示録』東江一紀 訳 徳間書店 2000年9月

『密送航路』後藤由季子 訳 新潮社 新潮文庫 1999年4月

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