Lois Lowry

ロイス・ローリー
     1937年3月20日 アメリカ合衆国のハワイ州で生まれる。
     連合国陸軍の歯科医将校だった父について各地を転々とする。
     
     1948年(11歳) 東京の「ワシントン・ハイツ」(現在の渋谷区代々木公園内に設けられていた駐留米軍将校用の団地)で過ごす(〜1950年)。

     高校時代にニューヨークに戻り、アイヴィー・リーグの名門ブラウン大学に入学する。

     1956年(19歳) 2年生終了時に結婚し、大学を中退する。
     海軍士官のについて再び国内転地を繰り返す間に4児の母となる。

     の退官にともないメイン州に落ち着いた後、州立南メイン大学に再入学し大学院を卒業する。
     この頃から、幼少時以来ノートに書き綴っていた物語や詩をもとに本格的な執筆活動を始める。

     1977年(40歳) 夭逝したの思い出を題材とした処女作『モリーのアルバム』(A Summer to Die)を発表、高く評価される。同年、離婚。

     1979年(42歳) <アナスタシア>シリーズの第一巻『愛って、なあに?』(Anastasia Krupnik)を出版する。

     1981年(44歳) <アナスタシア>シリーズの第二巻『おとなりさんは魔女かしら』(Anastasia again!)を出版する。

     1982年(45歳) <アナスタシア>シリーズの第三巻『ただいまアルバイト募集中』(Anastasia at your service)を出版する。

     1984年(47歳) <アナスタシア>シリーズの第四巻『ないしょのペット日記』(Anastasia, Ask Your Analyst)を出版する。

     1985年(48歳) <アナスタシア>シリーズの第五巻『Anastasia on Her Own』を出版する。

     1986年(49歳) <アナスタシア>シリーズの第六巻『Anastasia Has the Answers』を出版する。

     1987年(50歳) <アナスタシア>シリーズの第七巻『Anastasia's Chosen Career』を出版する。

     1989年(52歳) ナチス占領下のデンマークを舞台に、自由と友情を求める少女の姿を描いた『ふたりの星』(Number the Stars)を出版、1990年度のニューベリー賞を受賞。

     1991年(54歳) <アナスタシア>シリーズの第八巻『Anastasia at This Address』を出版する。

     1993年(56歳) <ギヴァー>(四部作)の第一巻『ギヴァー』(The Giver)を出版する。献辞「すべての子どもは未来を託された存在である」
     累計530万部のセールスを記録しているロングセラーで、1994年度のニューベリー賞を受賞。この作品の最初の着想は少女時代を過ごした渋谷での体験だったそうです。

     1995年(58歳) <アナスタシア>シリーズの第九巻『Anastasia Absolutely』を出版する。

     2000年(63歳) <ギヴァー>第二巻の『ギャザリング・ブルー―青を蒐める者』(Gathering Blue)を出版する。

     2003年(66歳) 『サイレント・ボーイ』(The Silent Boy)を出版する。

     2004年(67歳) <ギヴァー>の第三巻『メッセンジャー―緑の森の使者』(Messenger)を出版する。

     2006年(69歳) 『ドリーム・ギバー―夢紡ぐ精霊たち』(Gossamer)を出版する。

     2009年(72歳) 『カラス笛を吹いた日』(Crow Call)を出版する。

     2012年(75歳) <ギヴァー>の第四巻『Son』を出版する。

     2014年(77歳) アメリカ・カナダ合作の映画「ギヴァー/記憶を注ぐ者」(フィリップ・ノイス監督)が公開される。

     アメリカの児童文学作家。現在までに40冊の小説を発表、ニューベリー賞、ボストングローブ=ホーン・ブック賞、マーク・トウェインなど数々の文学賞を受賞している。
     ふだんはマサチューセッツ州ケンブリッジに住み、ときおりメイン州の別宅で自然を満喫する生活を送っている。

     参考図書:『ギヴァー―記憶を注ぐ者』島津やよい 訳 新評論
邦訳作品リスト

<ギヴァー>The Giver 四部作 (掛川恭子 訳 講談社・島津やよい 訳 新評論)

『ザ・ギバー―記憶を伝える者』第一巻。掛川恭子 訳 講談社 ユースセレクション 1995年9月
『ギヴァー―記憶を注ぐ者』島津やよい 訳 新評論 2010年1月 ジョナス、12歳。職業、<記憶の器>。彼の住む<コミュニティ>には、恐ろしい秘密があった――全世界を感動で包んだニューベリー受賞作が、みずみずしい新訳で再生。(奥付広告より)

『ギャザリング・ブルー―青を蒐める者』第二巻。新評論 2013年3月 脚の不自由な少女キラ。母を亡くし、天涯孤独の身となった彼女を待っていたのは、思いもかけない運命だった…不屈の少女の、創造性をみずからの手にとりもどすための静かなたたかいがはじまる。(奥付広告より)

『メッセンジャー―緑の森の使者』第三巻。新評論 2014年9月 キラとの別れから6年。成長したマティは、相互扶助の平和な<村>で幸せに暮らしていた。しかし、あるとき不吉な変化が生じ、マティの運命は急旋回していく…人類の行く末を映しだす、悲しくも美しい物語。(奥付広告より)


<アナスタシア>シリーズAnastasia 9巻 (掛川恭子 訳 偕成社)
『愛って、なあに?―わたしのひみつノート1』偕成社 1988年10月
『おとなりさんは魔女かしら―わたしのひみつノート2』偕成社 1989年8月
『ただいまアルバイト募集中―わたしのひみつノート3』偕成社 1989年8月


『カラス笛を吹いた日』バグラム・イバトゥーリン 絵 島式子・島玲子 訳 BL出版 2010年11月

『サイレント・ボーイ』中村浩美 訳 アンドリュース・プレス 2003年12月

『ドリーム・ギバー―夢紡ぐ精霊たち』西川美樹 訳 金の星社 2008年12月

『ふたりの星』掛川恭子・卜部千恵子 共訳 津尾美智子 絵 講談社 世界の子どもライブラリー 1992年1月
『ふたりの星』掛川恭子・卜部千恵子 共訳 太田大輔 絵 童話館出版 子どもの文学・青い海シリーズ 2013年11月 (1992年刊の再刊)

『モリーのアルバム』足沢良子 訳 ジェニー=オリバー 絵 講談社 世界の児童文学名作シリーズ 1982年2月

映画

題名ギヴァー/記憶を注ぐ者(The Giver)
製作年2014年
監督フィリップ・ノイス
出演ジェフ・ブリッジス(ギヴァー)、メリル・ストリープ(主席長老)、ブレントン・スウェイツ(ジョナス)、アレクサンダー・スカルスガルド(父親)、ケイティ・ホームズ(母親)、エマ・トランブレイ(妹リリー)、オデヤ・ラッシュ(フィオナ)、キャメロン・モナハン(アッシャー)、テイラー・スウィフト(ローズマリー)
備考アメリカ・カナダ合作の映画

HOME