Jenny-Mai Nuyen

ジェニー=マイ・ニュエン
     1988年3月14日 旧西ドイツの大都市ミュンヘンで、ベトナム出身の父とドイツ人の母の間に生まれる。
     ロイド・アリグザンダーミヒャエル・エンデジョナサン・ストラウドクリストファー・パオリーニといったファンタジーを
     読み耽り、夢見がちな幼少期を過ごす。

     2001年(13歳) 最初の習作というべき長編ファンタジーを書き始める。

     2002年(14歳) 『ドラゴンゲート』の最初のばくぜんとした構想が浮かぶ。
     完成した最初の小説を出版社に送るも却下され、関心を持ってくれた代理人とも物別れに終わる。

     2004年(16歳) 新たに探したミュンヘンの代理人が、出版への道筋をつけてくれることになる。
     初めての作品を放棄し、新たに『ニジューラ』の執筆にとりかかる。三カ月で一気に書き上げたといわれるが、本となるのには二年の年月を要した。

     2006年(18歳) 長編ファンタジー『ニジューラ―エルフの王冠を継ぐ者』を出版してデビューし、ドイツのファンタジー界で大きな話題となる。

     2007年(19歳) 長編ファンタジー『ドラゴンゲート』(Das Drachentor)を出版し、ベストセラーとなる。
     闇の魔術と戦う少年少女の物語『ノクトゥルナ』を出版する。

     2008年(20歳) 『カラスの月』を出版する。

     現在 作家業のかたわらニューヨークの大学で映画制作を勉強中。

     参考図書:『ドラゴンゲート』天沼春樹 訳 柏書房
邦訳作品リスト

『ドラゴンゲート』天沼春樹 訳 華鼓 カバーイラスト 柏書房 2009年3月
(上)ずっとずっと昔、さまざまな種族がともに栄えていたころ、ドラゴンはあらゆる民から、神さまのように尊敬されていた。しかし、ひとつの種族、すなわち人間だけがあらゆるものを支配するようになり、いつしかエルフ以外の種族はすべてほろぼされてしまった。そして、人間どうしの戦争がはじまると、聖なるドラゴンは、戦闘の道具として狩り出され、人間の奴隷のようになってしまったのだった……。それからまた長い年月がすぎた。人間が住む世界では、強大なドラゴン部隊を持つ大国ハラドーンが、敵対するミルドハン国に次々と勝利をおさめていた。この時、ドラゴンの運命をめぐる不思議な物語は、すでにはじまりの刻を告げていた。(カバーより)
(下)ハラドーンとミルドハン、二つの王国を分ける山間に位置する王国アヴラヘル。小さな岩だらけの土地は、しかし、エルフ族の最大の王国であった。やがてその地も人間に支配されようとしていたとき、オクタリス王は、お妃に人間をむかえることで王国の危機を乗りこえようとした。相手には、ハラドーン国王の従姉妹ヤーレに白羽の矢が立った。そして生まれた王女アルドヘスは、いつからか父の幻視の力を借りて、ある大きな運命に選ばれた、二人の人間の成長を見守り続けることになるのだった。一人は、地下洞窟に子どもたちの王国を築こうとするミルドハンの孤児アラザール。一人は、ハラドーンの農民の子でありながら、ドラゴンと心を通わせる不思議な力を持った少年レヴィンである。(カバーより)

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